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お風呂のつまりは水猿へご連絡ください

お風呂のつまりは被害が大きくなりがちです。お風呂の排水管がつまりますと、湯船に溜めたお湯を流した時に、つまっている場所によっては洗い場の排水溝から水が溢れてくる場合があります。
湯船のお湯の量は一般的に、1人用の浴槽で7~8割くらいお湯を入れますと、およそ160~200リットル、広めの浴槽だと250~300リットル位の湯量になります。2リットルのペットボトルで考えましても80~150本分の水が一気に洗い場に流れ込みますので、洗い場から溢れ出てしまいます。
大量にあふれたお湯は床一面に染み込み、集合住宅の場合は下の階まで水漏れを起こしてしまい、大惨事へと発展していきます。
水はけが悪いと感じた時は、浴槽のお湯を流さずに水回りのトラブル専門の業者につまりの元を解消してもらいましょう。

お風呂のつまりの原因は!?

お風呂のつまりの原因

お風呂のつまりの原因は髪の毛と異物が絡まって起こるつまりです。シャンプーや洗剤などのヌメリが残り異物等が流れてしまいますと、ヌメリに異物が引っかかり、そこに髪の毛が次々に絡まってつまりが起こるという流れです。
お風呂はシャワーだけの人も含みますが、おおよそ75%の人が毎日入っており、85%以上の人が週に5~6日入っているというデータがございます。ほぼ毎日入るお風呂でシャンプーや洗剤を使い髪の毛や体を洗っています。
シャンプーの残りなどがヌメリの元となり排水管にヌメリが張り付いていきます。
髪の毛を洗えば当然抜け毛が発生し、つまりの元となるわけです。
また、異物を流してしまうこともあるのではないでしょうか?絆創膏やアクセサリにヘアピンやカミソリの刃などは入浴中に流してしまいがちですが、これらが排水溝の奥に流れてしまいますと、つまりの原因となります。
また、異物は重量がありますので、排水管の中で留まりがちです。ここに髪の毛などが絡まりだしますと高い確率でつまりへと発展していきます。

お風呂のつまりのトラブル

お風呂のつまりトラブル

お風呂のつまりで最も大きなトラブルは浴槽のお湯を流した時の洗い場からの逆流です。お風呂の浴槽には160リットルから300リットルものお湯が使われており、そのお湯が一気に洗い場へと逆流しますと、洗い場から溢れて部屋の中にまでお湯があふれ出します。
更衣室までなら塩化ビニールの素材で防水のつくりになっていることも多くありますが、それ以外のフローリングは防水対策が施されていませんので、多くの場合は下に水が染み込んでいきます。また、塩化ビニールで防水している箇所でも大量の水が溜まりますと、素材のつなぎ目や切れ目などから水が床に染み込んでいきます。
特に集合住宅などにお住まいの方は下階まで水漏れが進み、下の階の住人にご迷惑をかけることにもなり、損害賠償等の問題にも発展してしまいます。
火災保険の個人賠償責任特約に入っていますと、下の階の住人に損害を与えた場合も保証はしてくれますが、だからと言って加害者になるのは気持ちの良いものではありません。
下の住人のお金に返れない大事なものをダメにしてしまう可能性もあるわけですから、お風呂のつまりで水漏れ被害は避けたいものです。
洗い場の水はけが悪いと感じた場合は、浴槽のお湯を流すことは控えて、水のトラブル専門の業者に連絡し、早急につまりを解消してもらいましょう。

お風呂の排水溝と排水管の仕組み

排水溝の仕組み

ユニットバスの場合は浴槽の排水溝と洗い場の排水溝が存在しますが、それぞれが別々の排水溝になっているわけではありません。浴槽の排水栓を抜くとその水は洗い場の排水溝に存在する排水トラップにつながっています。つまり排水トラップを通ることで浴槽のお湯に含まれる髪の毛などの汚れを除去する仕組みになっています。

浴槽の排水と洗い場の排水は、同じ排水溝に流れる仕組になっており、浴槽と洗い場の二つの排水を一つの排水溝に流し、排水管の手前は水が溜まる形になっています。排水管がつまってしまうと水が流れないので、溜めた水が浮き上がってくることになり、洗い場に水が逆流する結果となります。

なお、ユニットバスとは壁・天井・床・浴槽の各パーツが一体となっている浴槽のことで、ユニットバスには大きく「2点ユニットバス」と「3点ユニットバス」があります。「2点ユニットバス」とは「浴槽」と「洗面台」がある浴室のことで、一般的なお風呂を指します。「3点ユニットバス」はそこに「トイレ」が一体となっており、いわゆる多くの方が認識している「ユニットバス」のことを指します。

お風呂のつまりが発生した場合の対処法とは

お風呂のつまり対処方

浴室の排水溝から水が逆流してくる、浴槽のお湯が中々流れ切らない等のお風呂のつまりの原因は、排水溝や排水管に溜まった洗剤カスや髪の毛、水垢、異物です。つまりの原因が異物でなければパイプクリーナーやラバーカップ、重曹やクエン酸等を使用すれば、お風呂のつまりを解消する事が可能です!お風呂のつまりトラブルでお困りの方は一度試してみましょう!なお、パイプクリーナーは塩素系の成分が入っておりますので、クエン酸等と合わせて使用しますと、塩素ガスという猛毒が発生しますので、取り扱いには十分ご注意ください。

固形物を落としてつまった場合

固形物

固形物を落としてつまりが発生した場合は、物理的に水が流れにくくなっているため、その固形物を取り除く必要があります。排水溝の入り口付近であれば、手や細い針金をなどで取り除くことができますが、排水管まで流れてしまった場合は、自分で作業を行うことが難しいため、専門の業者に依頼する必要があります。

皮脂などの汚れなどの場合

皮脂などの汚れ

皮脂自体が酸性となるため、アルカリ性の重曹を流すことで解消できます。重曹は適当な量をザクザク振りかけて20~30分放置して、その後にお酢を流すなどしてみると効果抜群です。また水垢などヘドロがつまることも多くありますが、その場合は重曹とクエン酸を用い、それを流すことで解消できます。なお、再度言いますが、お酢やクエン酸とパイプクリーナーの併用は大変危険ですので、取り扱いには十分注意してください。

髪の毛が原因の場合

髪の毛のつまり

入浴時に洗髪をされることと思いますが、一日の抜け毛本数が50本~100本、多い人で300本と言われており、おおよそシャンプーで抜け毛の70%を占めるという報告がされております。つまり、洗髪時の抜け毛は、30本~70本、多い人になれば、200本を超える結果になり、3人家族であれば、100本~500本くらいの髪の毛が排水溝に向かって流れていきます。水の流れが悪いと感じ排水溝を見てみると、圧倒的に髪の毛が水の流れを邪魔している可能が高いといえます。そこにパイプクリーナーなどを排水溝に流してみますと、髪の毛が薬剤によって収縮させ、水と一緒に流すことが出来ます。ただし、クエン酸と併用しますと、塩素ガスという猛毒が発生してしまいますので、取り扱いには十分注意してください。クエン酸などを使った後に十分水で流し切っていない状態でパイプクリーナーを使用しますと、ご自身では併用していないつもりでも、残っている酸性の物質と化学反応を起こし、塩素ガスが発生してしまいます。逆のパターンでも同様です。また物理的に原因物質を取り除く方法にはスティック型パイプクリーナーを利用する方法も有効です。

スティック型パイプクリーナーを利用する場合

スティック型パイプクリーナー

スティック型のパイプクリーナーをゆっくりと排水溝より排水管に沈め、上下に動かしてつまりの原因をひっかけて取り除きます。洗剤を利用することで排水管を洗うこともできます。

ラバーカップを利用する方法

ラバーカップ

ラバーカップはトイレのつまりに使うもの、というイメージがございますが、排水管のつまりにはどの場所にも使用可能です。ただし、ラバーカップには形状が2つあり、排水溝の形によって使い分けます。トイレのものを使いまわすのはちょっと・・・。という方はお風呂用に一つ用意しておくのもよいかもしれません。

    
    

お風呂の排水溝のつまりを未然に防ぐ方法と対策

お風呂のつまりは事前に防ぎたい、洗体後に排水溝の掃除をしたくない。とお悩みの方はヘアキャッチャーや排水溝用ネットなどのお風呂のつまり防止グッズが一般的に売り出されていますので、一度使用してみてください。また、排水溝は定期的に掃除することをお勧めいたします。

    
ヘアキャッチャーを利用する
排水溝のつまりを防ぐのは固形物のつまりを防ぐことが大事です。そこで一番のおすすめは、ヘアキャッチャーを排水溝に取り付けることです。ヘアキャッチャーは文字通り、髪の毛の流れを防ぐ受け皿になり、ほかにもあらゆる固形物が排水溝に流れ落ちることを防ぐ働きがあります。これを取り付けることで、格段につまりが発生しにくくなります。通常のユニットバスであれば、大抵はヘアキャッチャーを排水溝に取り付けてある場合が多いですが、それ以外のお風呂でヘアキャッチャーがついていない場合は、100円均一ショップなどの店舗で販売している場合もございますので、購入されることをお勧めいたします。
排水溝ネットを利用する
排水溝ネットも100円均一ショップなどの店舗で販売している場合もあり、それを利用することで、様々なつまりの原因を取り除くことが可能です。また、キッチン用の排水溝ネットでも代用することが出来ます。
排水トラップの掃除を定期的に行う
排水トラップが排水溝内にある場合、排水トラップ自体をこまめに掃除することもお勧めです。排水トラップに髪の毛やヌメリ等がついていますと、お風呂がつまりやすくなります。

お風呂の修理 対応箇所一覧

  • 浴室・バスルーム
  • 洗い場
  • 浴槽・バスタブ
  • 排水口・排水溝
  • カラン・蛇口水栓
  • 混合水栓
  • ツーハンドル
  • シャワー など
修理内容 費用目安
浴室のつまり解消 ¥8,800~
浴室の水漏れ・修理 ¥8,800~ (+部品代)
蛇口(水栓)交換 ¥11,000~ (+部品代)

※表示料金は税込み価格です。作業により料金が異なりますので、現場で詳しい状態をお調べし必要な作業をもとにお見積もりを行います。

※夜9時~朝8時の作業となる際は、夜間作業料金(¥5,500)を別途申し受けます。

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