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スッポンって何?

ラバーカップ

スッポンとはトイレや排水管の詰まりを解消することができる便利な吸引道具で、長い柄(ハンドル)の先に大きなゴム(=ラバー)製の吸盤が付いています。

トイレの清掃道具として一家に1つあるものではないでしょうか。ラバーカップは正式名称通水カップと言い、実は日本だけで使われているわけでなくアメリカでもトイレ詰まりのツールとして使われている定番の道具で英語ではブランジャーと呼ばれています。ただ、家にあってもいまいち使い方がわからないという方もたくさんいらっしゃいます。

トイレの詰まりはどの家庭でも起こりやすい水トラブルの1つです。今回は使い方も含めてラバーカップについてご紹介していきます。

どのようなトイレ詰まりの際にスッポンを使用するか

スッポンの疑問

スッポンはどんなトイレ詰まりの際に使っても万能と言うわけではありません。例えば子供がおもちゃなどの固形物や水に溶けないものを落としてしまったなどの場合は使うことができません。

運よく水が流れるようになったとしても、入り込んでしまった異物が余計に排水管の奥へ押し込まれてしまう可能性があります。

こうなると厄介で業者を呼ばなければ解決できない可能性が非常に高くなります。それではどういった場合にラバーカップを使用するかというと、トイレットパーパーや排泄物、流せるおしりふき、流れるトイレクリーナーなどのような水に溶けるものが詰まった場合です。

水に溶けるものであれば奥に行ったとしてもふやけて、時間が経てば溶けやすくなるので再度詰まる可能性が非常に低いからです。

スッポンの種類

洋式用スッポン 和式用スッポン

スッポンはホームセンターやスーパーなど比較的手に入りやすいものです。しかしラバーカップをいざ購入するときに気を付けたいのが種類を間違えないことです。トイレの様式によってラバーカップの種類は異なります。

これは、排水口の形によってぴったりフィットするように作られている必要があるからです。底に出っ張りがないタイプのよくみかけるラバーカップは、キッチンや風呂などの排水口用、そして和式トイレに使われます。

また、ラバーカップの底に出っ張りがあるタイプは洋式トイレに使われます。出っ張りがちょうど洋式便器の排水口にフィットするように作られているので出っ張りがあるのです。そして近年良く見られるようになってきたのがツバ付きのラバーカップです。

これは節水型トイレ用のラバーカップで、ツバによってどんな複雑な形状の便器でも隙間なくしっかり密着できるため圧をうまくかけられるようになっています。最近の住宅では洋式トイレでなく節水型トイレも普及が進んでいるので、自宅のトイレがどちらなのかを、説明書などを見て確認してから購入しましょう。

節水型トイレであるのに様式トイレ用のラバーカップを使っても隙間が埋まらず、圧をかけることができなくなり無駄になります。

スッポンを使用する前の事前準備

スッポンを使用する前に必ずやっておきたいのは汚水の防止対策です。どうしても圧をかけて引き抜く際に汚水がトイレに飛び散ってしまいます。衛生的にも良くないため、必ず事前にカバーを施しましょう。

しっかり対策したい方は、便器のまわりの壁や床にビニールを軽く敷いたり、貼り付けたりしておきます。その後、ゴミ袋を用意し、真ん中に穴を開けて長い柄のハンドル部分を通します。そして便器を被うようにして飛散を防止しましょう。

    
    

スッポンの正しい使い方

ラバーカップは闇雲に押す作業、引き抜く作業を単純に行うものではありません。力いっぱい押して、引き抜く、これを何回繰り返しても思うようにトイレの詰まりは直らないのです。正しい使い方を知らない方はうまく詰まりを解消できなくなり結局業者を呼ぶことになるでしょう。ラバーカップの正しい使い方は、まず排水口に対してゆっくりと垂直に押すこと、そして念入りに空気を抜いて真空の状態を作ります。真空状態になったら一気に勢いよく引き抜きます。この引き抜く力で詰まりの原因を引き出すことができるのです。ラバーカップを密着させるときにゆっくりではなく、勢いよく押し込む方がいます。実はこれは大きな間違いで、詰まっているものをさらに奥へ押し込む形になってしまうので、ゆっくり押す必要があるのです。ラバーカップはあくまで、詰まりの原因を引っ張り出して解消するという道具という認識を持つと良いでしょう。

トイレを詰まりを直すためのラバーカップの正しい手順

1.便器の排水口にスッポンの先端を当てましょう。
まずスッポンを排水口に充てる際に、カップ部分が水に浸っている状態かを確認しましょう。 ここで水が浸っていない水量の少ない状態の場合、バケツなどで水を足す必要があります。 排水口とラバーカップに空気が残ってしまうと、なかなか詰まりが解消できなくなってしまうからです。
2.スッポンの先端を排水口の中に押し当てましょう
カップ部分が水に浸かるようにしたら、カップを排水口にしっかり密着させて、カップの中の空気をすべて押し出すような形でゆっくりと押し込みます。
3.スッポンを便器から勢いよく引きましょう
そして、カップがこれ以上押せないほど密着させたら、勢いよく引き抜きます。 これを何回か繰り返していくとゴボゴボと音がして詰まりを解消することができます。

スッポンを使うときの注意点

ラバーカップの疑問

ラバーカップを使う際はとにかく引き抜く際に圧がかかるので汚水が飛び散ってしまうかもしれません。前述のような養生やゴミ袋でのカバーは忘れないようにしましょう。また、誤って洋服に飛んでもいけませんので、汚れても良い服装で行うのがベストです。

また、ラバーカップを使って詰まっていたものが出てきて解消した際、さらにレバーで水を流すと再度詰まってしまう可能性があります。そのため、バケツなどを使って少しずつ小分けにして流していくとよいでしょう。ティッシュなどが詰まってしまった場合は水に溶けにくいものですので、割りばしなどで引き上げてゴミとして捨てるのがベストです。

そしてラバーカップを使用した後に、お手入れをしますが、この際漂白剤を利用して殺菌する方もいらっしゃいます。しかし、漂白剤はゴムを傷めてしまい、次回のときにうまく活用できなくなる可能性もあるので注意をしましょう。水洗いをしてしまっておくか、洗ってから天日干しなどをしておくと長持ちします。

スッポンでも直らないときは水猿へ

もしスッポンを使用してもどうしても詰まりが解消しなかった場合、詰まりが悪化する前に当社へ相談してください。

水猿は出張専門の水道屋で、365日お電話受け付けております。見積もりはいつでも無料で実施していますのでお気軽に問い合わせください。

支払い方法も現金払いだけでなく、クレジットカード払いやNP後払い決済などにも対応しているので現金の持ち合わせがない方も安心です。こういった出張サービスはどうしてもその場で現金払いというケースが多いので、持ち合わせがなく困るという方もいらっしゃるでしょう。クレジットカード払いやNP後払いなら手持ちがなくても支払いが可能ですので大変おすすめです。

ぜひご家庭で解決しないトイレ詰まりはお気軽にご相談ください。

  
料金表

※表示料金は税込み価格です。作業により料金が異なりますので、現場で詳しい状態をお調べし必要な作業をもとにお見積もりを行います。

※夜9時~朝8時の作業となる際は、夜間作業料金(¥5,500)を別途申し受けます。

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